ゲーム音楽が好きです。そもそもどういう音楽がゲーム音楽なのかと問われれば返答に窮しますが、少なくとも、ポップミュージックとは全く異なるものでしょう。といっても、最近のポップミュージックを頻繁に確認している訳ではないので、確かなこととは言えないのですが……とはいえ、ゲーム音楽には、まずそもそもボーカルが無いのが普通です。ゲームを遊んでいる時の背景として流れている音楽なのですから、当然といえば当然ですね。あえて定義するとするならば(あくまで個人的な指標ですが)、ゲーム中に流すことを前提として作られた曲は、ゲーム音楽と呼んでも間違いは無いのではないでしょうか。
しかし、その内実は一定ではなく様々です。ロックやメタルにあてはめられるような激しい物から、静かな、またメロディアスな物まで、多種多様です。言ってしまえば、雑多に混ざり合った状態です。ゲームの場面ごとに合わせて流すことを想定しているのですから、ばらばらでなければおかしいのですが。そんなばらばらで雑多な曲達が、一つのゲームのサントラとして発売されることがあります。
これを聞くことの楽しさといったら、例えばロックバンドのアルバムを聞く時、流れて来る曲は必然的に全てロックミュージックですが、ゲーム音楽では、そんなことはありません。というよりも、ありえません。それでいて、一つのゲームに対しての作曲者は一人であることが多いです。そのためか、曲調はそれぞれ異なるにも関わらず、奇妙な調和があります。それが、他のジャンルにないゲーム音楽の面白さだと思っています。